2022.03.01

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平屋に必要な坪数は何坪?人数別の坪数&35坪の和モダン平屋の事例を紹介!

シンプルなデザインとワンフロアの暮らしやすさが人気の平屋。2階建てに比べて広い土地が必要というイメージをお持ちの方も多いかと思います。では、実際に平屋を建てるにはどれくらいの坪数があればいいのでしょうか?

今回は、平屋を建てる際に必要な坪数と間取りを家族構成別にご紹介します。

5人家族で暮らす、35坪・2LDKの広々とした和モダン平屋の施工事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

まずは建ぺい率について知っておく

平屋を建てる際に重要なのが建ぺい率(けんぺいりつ)です。
建ぺい率とは、簡単に説明すると「その土地に建てられる建物の割合」のことをいいます。

たとえば、80坪の土地で建ぺい率が60%の場合、80坪×60%=48坪の建物を建てることができます。同じ土地で建ぺい率が40%の場合は、80坪×40%=32坪の建物が建てられるということになりますね。

このように、土地の坪数いっぱいを使って住宅を建てられるわけではないので注意が必要です。平屋を建てる際により広い土地が必要になる理由の一つがこの建ぺい率というわけです。

建ぺい率は地域によって異なりますが、一戸建て住宅地だと40〜60%が多くなります。

 

家族構成別の平屋に必要な坪数

では、実際に平屋を建てる際に必要な坪数を家族構成別に見ていきましょう。
必要な坪数や間取りは、家族構成だけでなくそれぞれのライフスタイルによっても異なるので、理想の暮らしや普段のライフスタイルも踏まえて参考にしてください。

 

2〜3人家族なら25坪 コンパクトで快適な空間が叶う!

夫婦2人、夫婦+子ども1人などの3人家族の場合、25坪ほどあればOK。2LDKの間取りでそれぞれのプライベートを確保しつつ、平屋のメリットでもあるシンプルで無駄のない暮らしが実現できます。駐車場や庭もしっかり確保しなければいけないので、土地は60〜70坪必要です。必要な間取りや土地の坪数から見ても、2〜3人家族は平屋との相性抜群といえますね!

 

4人家族なら30坪 家族のカタチに合わせて間取りをアレンジ

4人家族の場合、30坪の平屋であればゆったり暮らせます。必要な土地は80坪ほど。
間取りはプライベートを考慮して3LDKとしてもいいですし、ゆったりめの2LDKで子どもが大きくなったら1部屋を仕切って子供部屋を確保することもできます。逆に、子どもが独立した後は壁や仕切りをなくして広々暮らすのも◎家族のライフイベントに合わせて間取りのアレンジが楽しめます。

 

5〜6人家族なら平屋風の2階建てがぴったり

5人家族が快適に暮らす場合、35坪で間取りは4LDK、土地は90坪以上必要です。後から5人家族で暮らす35坪の平屋をご紹介するのでそちらも参考にしてください!

6人以上の家族になると平屋では少し窮屈、もしくは、相当な広さの土地が必要です。なので平屋は現実的とは言えないかもしれません。
「土地の確保やコスト面で難しい…でも平屋を建てたい!」そんな人におすすめなのが、平屋風の2階建て住宅。2階建てではありますが、全ての生活空間を1階に設置することで、平屋のようなワンフロアでの暮らしが実現できます!
例えば、夫婦の寝室を1階に置き、2階は子供部屋にする間取り。さらに、吹き抜けにすれば、家族の距離感が近いというメリットもプラスできます。老後は2階を収納部屋としてもいいですし、子どもや孫が泊まりに来た際のゲストルームとしても活用できますよ。

 

土地の坪数については道路などの立地条件によっても変わりますので、上記でご紹介した坪数以下でも平屋が建築可能な場合もあります。ですので、土地探しは、工務店に相談しながら進めることをおすすめします。次で詳しくお話しします。

 

土地を探す前に工務店に相談するのがおすすめ!

動線がシンプルで暮らしやすく、階段の上り下りがないため老後を見据えた家づくりとしても人気が高い平屋。たくさんのメリットがありますが、その反面、広い土地や条件の合う土地が必要で、建設コストが2階建に比べて高くなるなど憧れの平屋暮らしを実現するためには様々なハードルがあります。

それらのハードルを一つ一つクリアしていくために、平屋を建てたいと思ったら、まずは住宅のプロである工務店に相談するのがおすすめです。家族構成や理想の暮らしから、それぞれに最適な間取りを提案してくれます。

土地探しについても家づくりのプロ目線でアドバイスがもらえるので「せっかく購入した土地では平屋は実現できない…」なんて失敗も未然に防げます。また、「工務店に相談してみたら、平屋ではなくて2階建ての方が理想の暮らしを実現できることが分かった」ということもあるかもしれません。

建像屋では、お客様のライフスタイルや叶えたい暮らしをお聞きした上で最適な家づくりプランをご提案いたします。それらを踏まえて土地探しのアドバイスもさせていただくので、平屋を建てたい方はぜひ一度ご相談ください!

 

【35坪 2LDK】5人で暮らす和モダン平屋の事例

最後に、5人家族、35坪でゆったり暮らせる和モダン平屋の事例をご紹介します。
どんな家族構成でも真似できる“平屋暮らしを楽しむアイディア”が満載なので、ぜひ参考にしてください!

チャコールグレーのシンプルな外観。薪ストーブの煙突がアクセントになり、おしゃれさを引き立てます。広くて開放的な庭では、休日にお家キャンプを楽しんでいるそう!さらに夜には家族みんなで寝転がって天然のプラネタリウムという贅沢も!気軽に外に出れる平屋は、庭を楽しむ暮らしがしたい人に最適です。

LDKは28帖の広々空間。部屋数を減らしてリビングを広めにしたことで、家族が自然と集まり、リビングはいつも賑やか!家族が仲良く暮らせる家を目指す人は、共有部を広くとり、あえて部屋数を少なくしてみてはいかがですか?

リビング横には、平屋と相性抜群の土間+薪ストーブを設置。屋根が近いため寒いというイメージがある平屋ですが、遠赤外線で身体を芯から温めてくれる薪ストーブのおかげで、リビングはいつもポカポカです。

寝室は8帖。子供たちが小さい間は家族全員が一緒に寝ても窮屈に感じません。奥には5帖のウォークインクローゼットも完備し、家族分の衣類をしっかり収納できます。

12帖の子供部屋は、子どもたちが大きくなったら仕切る予定です。小さい頃から家族みんなで仲良く過ごしていると、もしかしたら大きくなっても「自分の部屋はいらない!」という親としては嬉しい意見が出てくるかもしれませんね!成長した子どもの意見を尊重しながらのアレンジが可能です。

 

建像屋で憧れの平屋暮らしを実現しませんか?

今回は、平屋を建てる際に必要な坪数や和モダン平屋の施工事例についてご紹介しました。
平屋の場合は特にですが、理想の家づくりを実現するためには、長期的な計画と根気強さが必要です。
建像屋は年間1棟のみの完全主義。お客様一人ひとり、住宅一軒一軒に向き合う丁寧な家づくりをしています。土地探しのアドバイスからじっくりサポートさせていただくので、憧れの平屋暮らしを叶えたい人はぜひ建像屋にご相談ください!

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